医療安全セミナー

みんなで考えよう
〜医療の安全〜

中国四国厚生局・四国厚生支局共催の医療安全セミナーのご案内を致します。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止させていただきましたが、本年はWebオンデマンド配信にて開催いたします。7名の講師の先生方による今後の医療安全対策に活かすことのできる内容となっています。
中四国9県で、医療機関等の関係者又は医療安全に関心のある方であれば、どなたでも参加可能ですので多数ご参加ください。

講演予定

ワンオペ医療安全管理者の「楽」と「苦」
~応援プロジェクトの取り組みと
医療安全管理者経験時の工夫から~

公益財団法人日本医療機能評価機構 教育研修事業部 副部長

遠田 光子(えんたみつこ)

当評価機構の認定病院患者安全推進協議会では、2017年度から “ワンオペ”である医療安全管理者、及び、その取り巻く環境に目を向け、①課題の抽出と整理・類型化、②課題に対する対応策の立案と実施、③全国の病院に還元できる教育プログラムの開発と実施、を目標に掲げて活動を行っている。このプロジェクトに参加した医療安全管理者の声(楽と苦)、話題や活動内容の紹介。演者が医療安全管理業務遂行時に工夫した経験などを紹介する。

主な経歴

愛知医科大学看護専門学校卒業、兵庫県立大学大学院経営研究科卒業

愛知医科大学付属病院、社会保険中京病院等を経て、宇都宮社会保険病院にて看護師長・医療安全管理者専従を経験。2011年~全国社会保険協会連合会に転勤(患者安全推進室長)、2014年JCHO本部にて(医療安全専門職)など。2015年9月~現所属に就職

その他役職・資格・所属等

HC-MBA、日本医療メディエーター協会シニアトレーナー
日本病院会認定医療安全管理者、日本看護協会認定看護管理者
医療の質・安全学会、教育委員会委員、医療安全支援センター総合支援事業推進委員 など

高齢者の転倒・転落と薬の関係

市立芦屋病院 薬剤科部長 同 サポーティブケアチーム 薬剤師

岡本 禎晃(おかもとよしあき)

入院中の転倒転落について、高齢者はハイリスクであり、そこに薬が加わった入院3日以内という環境はかなり危険な状況であるといえる。
転倒転落を引き起こす薬剤としては、せん妄の原因薬物と睡眠導入剤が問題となることが多いため、今回はせん妄の原因薬剤についての考え方を解説する。
また、睡眠導入剤については非専門医、薬剤師、看護師が薬剤選択や投与後の観察で必要な事柄について解説する。

市立芦屋病院 薬剤科部長 同 サポーティブケアチーム 薬剤師 岡本 禎晃

主な経歴

平成4年
大阪大学医学部附属病院薬剤部 文部技官
平成16年
緩和ケアチーム発足に伴いメンバーとして参加
平成18年
大阪大学大学院薬学研究科 講師
平成23年
市立芦屋病院薬剤科(現職)

その他役職・資格・所属等

日本緩和医療学会:代議員、日本緩和医療薬学会:理事、日本ホスピス緩和ケア協会:理事など

医療事故当事者への支援を考える
―医療従事者に焦点を当てて―

患者サービスセンター 看護師長

川谷 弘子(かわたにひろこ)

医療事故が発生した場合、各医療現場では、事実調査や再発防止策立案等、速やかに実施しなければならない事が数多くある。その中の一つに本テーマもあると考えるが、現状では事故に遭遇した医療従事者への支援は、十分とは言えない。そこで、米国で実施されている先進的な取り組み「医療事故当事者へのピアサポートシステム」を参考にしつつ、特に医療従事者への精神的支援のあり方について考えてみたい。

主な経歴

1983年
北海道社会保険看護専門学校 卒業
2018年
放送大学大学院修士課程 修了
2020年
上智大学グリーフケア人材養成課程 在学中

その他役職・資格・所属等

1986年
北里大学病院入職
2013年
医療安全管理者
日本医療メディエーター協会 医療メディエーターA認定
2014年
患者サービスセンター所属 医療メディエーター 現職

医療安全の基本的な知識

岩手医科大学 前看護学部長

嶋森 好子(しまもりよしこ)

下記のコンテンツに沿って、医療安全確保の重要性が認識された事故事例の振り返りから、今日までの医療安全対策の概要と、医療安全に必要な基本的な知識を確認するための講義を行う。
1.医療安全確保の契機となった事故と安全対策の概要
2.安全の定義と医療の質について
3.医療におけるリスクマネジメントの必要性
4.医療事故発生の機序とヒューマンエラー
5.勤務環境改善マネジメント(労働安全衛生)
6.医療安全管理に関する法令や制度、指針等
7.国際的な動向と関連用語

岩手医科大学 前看護学部長 嶋森 好子

主な経歴

東京都済生会中央病院で主任看護師・師長を経験、東京女子医科大学附属看護専門学校の教員、東京都済生会向島病院看護部長を経て日本看護協会常任理事を務めた。京都大学医学部附属病院の看護部長、慶応大学看護医療学部教授、東京都看護協会会長を経て、岩手医科大学設立120周年記念事業として設置された看護学部の学部長として設立に関わり、名誉教授の称号を授与された。令和3年6月ニプロ株式会社の社外取締役に選任される。日本臨床看護マネジメント学会理事長を務める。

真に効果のある安全対策とは ~対策に潜む落とし穴~

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授(情報学専攻)

田中 健次(たなかけんじ)

作業エラーによる事故を防ぐためには、エラーの未然防止策と、作業後の確実なエラー発見のプロセスが重要となる。エラー防止のためのチェックリストや安全の仕組みに潜む罠、エラー発見のためのダブルチェックの落とし穴などについて、事故事例等を交えてわかりやすく紹介する。これらの観点から、既に実施されている安全対策が真に効果的なものか、考え直すきっかけを提示したい。

電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授(情報学専攻)田中 健次

主な経歴

茨城大学工学部助手、電気通信大学大学院情報システム学研究科助教授、教授を経て2016年より現職。2012~2014年副学長兼務。

その他役職・資格・所属等

日本医療機能評価機構患者安全推進協議会教育プログラム部会委員(2005~)、日本医療安全調査機構専門分析部会部会員(2018~2019)、経済産業省消費経済審議会製品安全部会事故判定第三者委員会委員(2007~2017)、日本看護協会事故事例分析検討委員会(2007~2009)

レジリエンス・エンジニアリング理論に基づく医療安全への統合的アプローチ:Safety-II

独立行政法人労働者健康安全機構 理事

中島 和江(なかじまかずえ)

従来の医療安全(Safety-I)では、分析的アプローチを用いてインシデントに関係した個人のパフォーマンスを2値的に評価し、原因と結果をリニアモデルで説明してきた。レジリエンス・エンジニアリング理論に基づく新しい医療安全へのアプローチ(Safety-II)では、統合的アプローチとノンリニアモデルにより、変化する環境下で医療チーム等が安全に機能している機序を明らかにし、先行的安全マネジメントを行う。本講演ではSafety-IIの理論と実践例について紹介する。

独立行政法人労働者健康安全機構 理事 中島 和江

主な経歴

神戸女子薬科大学、大阪大学医学部、フルブライト奨学生としてハーバード公衆衛生大学院修士課程卒業、医学博士。大阪大学医学部附属病院第二内科、大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部教授・部長、病院長補佐を経て、2020年4月1日より現職。

その他役職・資格・所属等

The 8th Resilient Health Care Network Meeting主催(2019)、第14回医療の質・安全学会学術集会大会長(2019)、Resilient Health Care Society Executive Committee委員。

前向きなインシデントレポートの活用方法について

上尾中央総合病院 特任副院長

長谷川 剛(はせがわつよし)

インシデントレポートや安全管理報告書等の報告制度はすべての病院で実施されている医療安全対策の一つである。提出されたレポートをどのように解釈しどのように利用するかについては、各施設の考え方に依存しておりさまざまなやり方がある。 講演では、医療機能評価機構患者安全推進協議会教育プログラム部会で現在試行しているポジティブアプローチについて紹介する。

上尾中央総合病院 特任副院長 長谷川 剛

主な経歴

自治医科大学胸部外科レジデント、ピッツバーグ大学病理部門リサーチフェロー、宇都宮社会保険病院胸部外科科長、自治医科大学外科学部門呼吸器外科講師等を経て、自治医科大学医療安全対策部 助教授、その後教授となる。2014年上尾中央総合病院院長補佐を経て、2018年に同病院特任副院長となる(現職)。

その他役職・資格・所属等

日本医療機能評価機構 患者安全部会(部会員)、日本医療安全調査機構 医療事故調査・支援センター(事例相談協力医師)等

参加申込

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動画配信期間

2021年11月1日(月)9:00~
11月30日(火)17:00

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禁止事項
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